株式会社HMCエデュケーション
の社是・経営理念・企業理念

世界でも類を見ないほど急速に少子高齢化が進む日本。生産年齢人口が減少し医療・社会福祉の存続があやぶまれているにもかかわらず、現在、わが国の社会施策にはその具体的かつ効果的な対策の片鱗すらも感じられません。
「虚偽、虚空のヘルスケア」、「いまだ過去の遺産と虚実にしがみついている社会機構」の中でいわゆるコメディカルのなかの調剤・保険薬局業界に対し2014 年6月薬剤師法が改定されました。
「薬ではなく患者を診る」「医師や地域と連携し超高齢化社会において役割を見出す」ことに180度舵を切った この法改正によって、調剤・保険薬局の薬剤師による「医療ヘルスケアの活動範囲」が拡大し、併せて国民のセルフケア・セルフメディケ ーションに対するアクティブなサポートが可能となったのです。

この法改正をもとに2016年度10月から厚生労働省の施策で『健康サポート薬局制度』が始まりましたが現在、約25万人の薬剤師の大半 は今後変化する現状を自分たちで打開できる具体的施策が明示できていません。

こうした薬剤師たちの近い将来は相次ぐ診療報酬改定で切迫し、地域包括システムにおける新参のポジションか、高度薬学対応という選ばれた立ち位置かを迫られる状況になることが予想されています。

そのような医療を取り巻く社会背景、コメディカル業界の混沌とした状況において、志を同じくする医療従事者、有識者と共に、特に先見と実績を持つ薬剤師たちと「国民階保健への偏在化を是正し、的確な医療費削減による次世代のQOLへの不安を解消する」という大きな目標を達成するべくHMCEを設立しました。