セコム株式会社の社是・経営理念・企業理念
ビジョン
セコムは、1989年に「社会システム産業」の構築をめざすことを宣言し、その実現に向かって邁進しています。「社会システム産業」とは、社会で暮らすうえで、より「安全・安心」で、「快適・便利」なシステムやサービスを創造し、それらを統合・融合させ、社会になくてはならない新しい社会システムとして提供するものです。
セコムの事業領域は、セキュリティ、防災、メディカル、保険、地理空間情報サービス、BPO・ICT、不動産事業と多岐にわたり、海外にも積極的に進出し、事業を展開しています。
「社会システム産業」を構築するために、これらの事業のサービスを複合的に組み合わせたセコムならではのシステムやサービスの開発・提供に取り組み、いつでも、どこでも誰もが「安全・安心」で「快適・便利」に暮らせる社会の実現をめざしています。
セコムグループ2030年ビジョン
セコムは2017年5月、2030年に向けた長期ビジョン「セコムグループ2030年ビジョ ン」を策定しました。
「社会システム産業」の構築をめざし邁進する中で、外部環境が大きく変化し、不確実性の増す今日において、2030年を一つのターゲットとして、これからのセコムグループの方向性をより明確にすることで、これまで以上に、社員に「誇り」を、お客様に「信頼感」を、そして全てのステークホルダーにセコムの「将来性」を感じていただきたいという思いを込めています。
社名の由来
創業時の社名は「日本警備保障株式会社」
セコム株式会社は1962(昭和37)年7月、日本で初めての警備保障会社として創業しました。創業時の社名は「日本警備保障株式会社」です。当初は、巡回警備や常駐警備といった人的警備でサービスを開始しました。
?この時の社名は、“警備”に、日本で初めての事業なので頭に日本をつけて“日本警備”にし、さらに最後に“保障”をつけて「日本警備保障」という社名が生まれました。最後の“保障”という二文字には安全保障の“保障”と“補償”の思いが込められています。 現在、一般的に使われている「警備保障」もこの時の造語です。
「日本警備保障」は、1964(昭和39)年の東京オリンピックの選手村警備を担当したのが飛躍のきっかけとなり、1965(昭和40)年に当社をモデルにしたテレビドラマ「ザ・ガードマン」が放送され大ヒットしたことから、一気に知名度も上がりました。1966(昭和41)年には、わが国で初めての企業向けオンライン・セキュリティシステムを開発。全国に拠点展開を進めながら、企業への普及を図りました。
1973(昭和48)年に制定した「セコム(SECOM)」ブランド
オンライン・セキュリティシステムの普及に拍車がかかりはじめた1973(昭和48)年2月、「セコム(SECOM)」という新しいブランドを制定しました。このブランド制定後も、社名の「日本警備保障」はそのままで、「セコム」を使用しました。
「セコム」とは「セキュリティ・コミュニケーション(Security Communication)」という言葉を略した造語で、“人と科学の協力による新しいセキュリティ”の構築という新しいコンセプト。 オンライン・セキュリティシステムの普及で構築したネットワーク基盤を活用し、以後革新的なセキュリティサービスを次々に創造していくことになります。
1983(昭和58)年に「セコム株式会社」へ社名変更
新ブランド制定後10年間は、「日本警備保障」の社名のまま「セコム」をブランドとして使い、ダブルブランドで業容の拡大に努めました。1975(昭和50)年、オンライン・セキュリティシステムにコンピュータを導入し、世界で初めてCSS(コンピュータ・セキュリティ・システム)を実現。また、1981(昭和56)年、わが国で初めてのホームセキュリティシステムを発売。いよいよ家庭市場に進出しました。そして、1983(昭和58)年12月、10年間使用したブランドを社名とし、「セコム株式会社」へと社名変更したのです。
時あたかも高度情報化社会への入り口に入った時期でした。セコムは、新たな社名のもと、セキュリティシステムで構築したネットワークを基盤に、安心で便利で快適なサービスシステムをトータルに提供する「社会システム産業」の構築をビジョンとして掲げ、その実現に取り組み始めました。
ご意見・ご感想
安心安全を創造することを通して社会に貢献することを社是としていることが伝わってくる。また不確実性が増す昨今の事情の中で長期ビジョンを掲げることで社員が明確な目的意識を持って働き、顧客への信頼を勝ち取りより欠くことのできない社会インフラになろうという意志を強く感じ取ることが出来た。
(ハラダさん・40代・男性)
セコム株式会社の理念には「安全・安心」という言葉が繰り返し使われている。これは、企業の主力であるセキュリティ事業について、世間から一番求められていることである。「安全・安心」を確立し、人々の生活を、「快適・便利」なものにするという基本的なことを一番大切にし、地道に努力することによって、今やだれもが知り、幅広く製品・サービスが使われるような有名な企業になったのだと思う。
(もちもちさん・20代・女性)
高齢化と未婚率の上昇により独居老人が急増する現代日本において、そうした世帯の「安心安全」をどう確保していくのかは大きな課題です。セコムの目指す「あんしんのプラットフォーム」とは、まさにこれからの社会における国民1人ひとりの「心の平和を守る」オペレーションシステムの基礎としての役割を的確に表していると感じました。
(さつきさん・30代・女性)
警備会社のセコムらしい非常に力強い企業理念です。「安全安心」はセキュリティ事業を展開するセコムになくてはならないものです。また自社のセキュリティをはじめとするサービスに誇りを持っていることが伝わってきます。
(えみさん・40代・女性)
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企業概要
名称 | セコム株式会社 |
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本社所在地 | 〒150-0001東京都渋谷区神宮前1丁目5番1号 |
代表 | 中山泰男 |
設立 | 1923年04月 |
従業員数 | 15403人 |
事業内容 | |
法人登録番号 | 6011001035920 |
売り上げ | 1兆138億2300万円 |
当期純利益 | 920億900万円 |
決算日 | 2019年03月 |
URL | http://www.secom.co.jp/ |
業種・業界タグ | 建設 |
本データは2020年のデータを元に生成しております。
決算情報
対象のデータは存在しません。
決算期 | 2018年3月期 公表日:2019-05-14 |
2019年3月期 公表日:2020-05-12 |
2020年3月期 公表日:2020-05-12 |
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売上高 | 9706億2400万円 | 1兆138億2300万円 | 1兆600億7000万円 |
営業利益 | 1354億4800万円 | 1302億1300万円 | 1428億5800万円 |
経常利益 | 1443億1800万円 | 1448億8900万円 | 1513億5600万円 |
純利益 | 869億9300万円 | 920億900万円 | 890億8000万円 |
純資産又は株主資本 | 1兆812億1300万円 | 1兆1259億5400万円 | 1兆1724億9400万円 |
総資産 | 1兆7151億2300万円 | 1兆7651億500万円 | 1兆8151億2100万円 |
営業CF | 1236億2500万円 | 1489億2900万円 | 1755億5900万円 |
投資CF | -582億200万円 | -613億9300万円 | -607億8000万円 |
財務CF | -509億5000万円 | -549億7700万円 | -482億900万円 |
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